2013年3月26日火曜日

ヨルダン戦@アンマン

現在ヨルダンに出張しておりますが、先日、日本対ヨルダン戦を生観戦して来ました。

実は私にとって、初めてのプロサッカー試合観戦でした。

日本の応援席は全体の8分の1程度?


加えて、写真の様に柵や、壁のくぼみに無理矢理立って応援するヨルダン人サポーターも多数いて、完全にアウェーな雰囲気。


ヨルダン人サポーターによる熱い声援のせいか、ヨルダンチームの勢いは尋常じゃない。よって、案の定2点も入れられてしまいました。だけれども、日本代表、よく頑張ってくれました!有難う!


試合後、ヨルダン人サポーターは大騒ぎ。盗難や痴漢の被害に会った日本人サポーター が多数いたそうです。


日本が勝利していたらどうなっていたのでしょう…。想像するだけで鳥肌が立ちます。

2012年12月14日金曜日

イラクビジネスセミナー


今日はイラクのビジネスセミナーに参加してきました。中でも個人的に興味深いと 感じた点等を書きます。昨年度、経済成長率10%台に乗り、今年度と来年度もその水準を維持するという予測が立っています。イラクに個人的に投資したいですね!
  • イラクの石油埋蔵量は世界第4位で、輸出量は現状で320BPDだが、2020頃迄に600BPDを目標としている。600BPDを達成すれば収支が安定し、2035年にはGDPが現在の約5(7,000億ドル)に成長する見通し。但し、600BPDを達成するには、インフラ整備が必要。中でも電力インフラの整備が急がれており、自己資金が不足している現在はファイナンス供与が必要。
  •  経済成長以外に注目すべく点は人口成長。毎年100万人増加中であること。GCC諸国ではペトケミ分野に産業が偏っている為、若者の失業問題が深刻。一方、イラクでは中東諸国では珍しく農業が発達しており、多分野の産業を目指している為、同様の事が起こるとは考えない。 
  • 70~80年代、多数の日本企業がイラクビジネスに関与。これら実績に基づく日本ブランドに対する信頼があり、2003年以降は米国に次ぐ支援国。民間企業が進出しにくい環境下で、日本のプレゼンスを維持してきた側面も。過去のイラクにおける日本企業の活躍を見ていたイラク人は「昔の様に日本に戻ってきてほしい。」と言う。しかし、2~3年後には当該実績を知る世代が退職し、プレゼンスが相対的に低下する事を危惧する。
  • 最近は毎月5~6社の日本企業が主にバスラ(南部)地域を訪問している。治安上の問題で現状では駐在員を置くことが困難である為、優秀なイラク人を雇用してビジネスを展開することを勧めている。
  • 治安問題に加え、銀行が少ないこともイラク進出に対する障害となっており、イラク政府も認識している。しかし、最近状況が変わりつつあり欧米系の銀行が除々に進出を始めている。STX()が受注した案件でStandard Chartered銀行のファイナンス供与に係わっている。
  • クルド(北部)地域とバスラ地域はイラクの中で特に経済成長率が高く、治安が安定している。油田もこの二地域に集中している。バスラ地域にはイランに加え、インドやインドネシアの企業進出が多い。消費財は中国及び韓国産、食材はトルコやイラン産のものが中心となっている。
  •  対して中部地域は宗派間や部族間の衝突が多い為、経済成長率は低く、治安が最も悪い。様にイラクは地域毎に経済成長率が異なる為、利益の分配が常に問題となっている。

2012年11月28日水曜日

ムスリム観光客

先程帰宅しましたが、ガイアの夜明けで、外国人観光客を日本にもっと呼び込むための動きをしている人達や会社を特集していました。

その中で、僕の興味を引いたのはムスリム観光客を呼び込む動き。中国からの観光客が激減する中、大阪のミヤコ国際ツーリズムという会社は新たな収入源として確立すべく注力しているとの事。

同社がマレーシアの旅行会社を訪問したところ、やはり日本へ旅行する上で一番の不安材料は食。

そこで同社は大阪のムスリムツアーを企画しようとしたところ、大半のホテルがハラールフードを扱ってくれないという状況。唯一、大阪キャスルホテルが興味を示し、ハラールフード用の調理器具(一切豚肉やお酒に触れないもの)を購入。

次に問題となったのは礼拝場所の確保。映画村が協力依頼に応じたものの、最初に提案されたのが軍艦の模型の前…。その後、事情を説明し、会議室を貸してもらう事に。

その後、様々な調整を経て、漸くマレーシアからの観光客に対し「ハラールツアー」を実現する事が出来た様ですが、その中で反響が予想外に大きかったのが、映画村と果実園だったと。また、当然ながらハラールフードや礼拝場所の確保も準備されていたことに対し、「安心して日本に旅行に行ける」や「日本での旅行がし易くなる」等の感想が寄せられたと。

たこ焼きを自分で焼くプランや半被を着て日本のお祭り気分を味わうこと等もツアーに盛り込まれており、とても参考になりました。

実は、オイルマネーで潤う中東湾岸諸国からの観光客を呼び込む為のビジネスを最近構想始めたので、今日の番組をたまたま、滅多にしかテレビを観ない自分が観たのに縁を感じました。何れにしても頑張ります。

ご参考までに、下記URLをご参照下さい。

中東のイスラム教徒の間で旅行がブーム、観光都市が誘致に乗り出す




イスラーム教徒が旅行で費やす金額は2011年の1,260億米ドル(約10兆円)から2020年には1,920億米ドル(約15兆円)に達すると見込まれているそうです…。ここを僕が攻めない訳にはいかないです。


2012年11月23日金曜日

タイ、マレーシア旅行 3・4・5日目

タイ、マレーシア旅行の3日目は早朝(3時半頃)に起床し、次なる目的地クアラルンプールへ向かいました。

クアラルンプールに到着すると、空港内の案内がマレーシア語に加え、英語やアラビヤ語で書かれていることに早速興奮してしまいました。噂では聞いていましたが、やはり中東からの観光客や留学生がとても多いのでしょうね。






空港から市内へはKLIA Ekspresという高速鉄道を利用したのですが、文字通り電車の速度に加え、車内で利用可能な無料Wi-Fiの速度も高速でした。早速マレーシアの発展を目の当たりにし感心しました。

空港出発!空港は原生林(?)で囲まれています
KL Sentral駅に到着後、タクシーでShangri-la Hotel (素泊まりで一泊約9,000円!!!!!)へ向かい、ホテルで一休みした後にシリア/アレッポ出身のアラビヤ語の恩師ご家族と合流しました。

ロビー
自分が宿泊した部屋
部屋からの眺め

彼らとは、バトゥー洞窟、国立モスク及びスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)等を周り、一日があっと言う間に終わってしまいました。先生ご家族とは約2年振りの再会でしたので、お会いできてとても嬉しかったです。

バトゥー洞窟へ通じる長い階段。この像は何だ?


国立モスク内部

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(イヤラシイ色ですね。)
4日目は不動産視察。

午前7時頃に起床し、Shangril-laの朝食バイキング。正直、種類が豊富すぎて全種類の食べ物を口にすることが出来ませんでした…。今まで出張で数々の豪華ホテルに宿泊してきましたが、Shangri-la Hotelは別格でした。

その後バスに搭乗し、5つ程の不動産の販売センターや現場を視察しましたが、どの物件も喉から手が出る程魅力的。

日本の物件と比較するとあり得なく安価なのに厳重なセキュリティー、プール、ジム、庭、公園等が付いてくる…。

今回は残念ながら、現地側の諸事情により購入には至りませんでしたが、近い将来に購入したいと考えています。




建設現場


モスクも勿論あります。
某高級物件のリビング

某高級物件からの眺め

入りたい!



日本ではこう云う発想にならないですよね^^;


そして5日目不動産購入手続きの予定でしたが…上記の通り購入を断念した為、ただ観光しました。

KL TowerとShangri-la Hotel

ペトロナスツインタワー

今回の旅行は、現在、そして将来の自分のためになる、今まで数々してきた旅の中で最も有意義な旅になりました。つまり…

現在の自分のため:シリア/アレッポが壊滅的な状況となっている現在、アラビヤ語を熱心に教えて下さった先生ご家族と再会できたこと。日本の金融・経済環境が衰退している中、著しい発展を遂げるマレーシアの発展を直接見たり感じたりできたこと。

将来の自分のため:自分の将来資本を増強する為の新興国の不動産を視察し、実態を把握できたこと。また、(将来コラボ出来そうな?)優秀な方々とたまたま知り合えたこと。

そして今後は、単に楽しいだけの旅行ではなく、楽しくて且つ今回の様に自分の将来のためになる様な旅行がしたいと強く感じました!

どの国に行ってもアラブ人街は欠かせません。


2012年11月19日月曜日

タイ、マレーシア旅行 2日目

暫く更新を滞ってました。

もう先々週のことになってしまいますが、タイ、マレーシア旅行2日目について報告したいと思います!

先ず10時半頃に家を出て、向かったのはBTS線Asok駅の前にできた、空港のターミナルをテーマにしたショッピングセンター「ターミナル21」。9階建てのショッピングセンターと20階建てのサービスアパートメントが入っており、とにかく巨大です。東京、サンフランシスコ、パリ、ローマ、イスタンブールなど各階ごとに名がついています。お洋服のショッピングが好きな方にはおすすめです。

ターミナル21では写真を撮りませんでしたが、途中の道にあった、カタール航空が入っているビルの看板を載せます^^;



 その次に向かったのはNana。何故だか分かる方も多いと思います。 アラブ人街があるからです!!





スクンビット通りに通じる路地を一本入ると、そこにはアラブ料理レストランやモスク等が立ち並ぶアラブ人街^^4年前にも来ました笑。

この路地の突き当たりの左側のイラク料理レストランに入りました。料理は…お世辞にも美味しいとは言えないもので、とてもがっかりしました。。しかし、その矢先に謎のスウェーデン人が話しかけてきて、「君は日本人か?俺は日本に2度行ったことがあって、日本人に食事をおごってもらったことがあるから君のその食事をおごってあげよう!」と言われ、何も払わずに済みました^^;つくづく最近自分はよい縁に恵まれていると感じました。

えっと…これは何ですか?

お店を出た時の時刻は2時過ぎ。さて、どこに行こう。折角だから6年振りに寺院も見ようと思い、BTSで先ずサパーン タクシン駅へ向かいました。そしてそこから船でチャオプラヤ川で渡ることを考えていましたが、サバーン タクシン駅で船乗り場への行き方を聞くと、終日運航中止との情報が…加えて、見に行こうと思っていたワット・アルンには入れないと…。



仕方なく、予定を変更し、バスでもいけるというワット・ポーに行く事に決定。しかし、バス乗り場を探すけど、どこにもない…。人の列が出来ている場所に待つこと15分。お目当ての1番バスが近付くも、大分手前に停車したので、ダッシュして乗車。
バスを待つ人々

そしてバスに乗ると、英語を話せそうな人が誰もいない^^;僕が知っているタイ語なんて、「あなたは綺麗ですね」や「助けて下さい」、「道が混んでますねぇ」等…。集金のお兄ちゃんも何か叫んでいるけど、さっぱり分からない。いくら払えば良いかも分からない…。そこで幸いにも英語が分かるタイ人の方にどこに行くのかと聞かれ、ワット・ポーと答えると、奇跡的に彼も同じ停留場で下りるとの事なので、着いていくことに。

バスの車内の様子
 話しているうちに、彼は自分と同い年で、タイで2番目に優秀のタマサート大学卒のエリートということがわかった。そして、彼が何故ワット・ポーに向かっているかというと、6年振りに壮大な国家式典ロイヤルバージ2012が開催されるからだ。

6年ぶりに実施されたタイ王国の誇る壮大な国家式典 2200人超の海軍軍人が操る王室御座船の大パレード ロイヤルバージ 2012

いい縁に加え、いい運にこの日は恵まれた…。

ロイヤルバージの模様は下記の通り。

人、人、そして人!!


王子が乗船している為、両側に警備船が付いていました。その王子はワット・アルンでお参り(?)した模様。通りで入れない!

その後、仲良くなったその彼とワット・ポーを観光。6年振りにあの金の寝仏と対面…。

大きい…。


そしてワット・ポー観光も終わり、無事バスで駅に到着。帰りはきちんと8バーツ(約22円)を払いました!(行きは何も分からず払えませんでした…。要求もされなかったので…。)

駅周辺の様子
BTS車内。満員です。

タイ2日目(最終日)も最高でした^^また必ずいきます。改めて、自分はよい縁に恵まれていると強く感じました。神様に感謝です。
最後に、下は父親のベランダ(32階)から眺めるチャオプラヤ川方面の夜景です。









2012年11月13日火曜日

タイ、マレーシア旅行 1日目

ブラック商社に勤めておきながら、なんだかんだで今年2度目の海外旅行。今回はタイとマレーシアに行ってきました!

最初からマレーシアに行く予定でしたが、スターアライアンスのマイルを使うとどうしてもトランジットする事となるので、どうせならと思い、父親が6年程前から住んでいるタイ/バンコクに寄り道することとしました。

11月7日(水)の17時半発のタイ航空TG677便に乗り、現地に現地時間の22時過ぎに到着しました。

到着後に最初に感じたのは、「タイはいつきても蒸し暑い!」ということ。タイは実は旅行先としては一番多く行っています。因みにその次はシリア。

その日は帰宅後にシャワーを浴び、エアコンをつけて就寝。

1日目

午前5時頃に起床し、ウェンディー ツアー(http://thailand.wendytour.com/)のアユタヤ往復ツアーに参加。お値段は1350バーツ(約3,400円)。美味しいランチ(バイキング)も付いており、かなり日本語を話すタイ人ガイドが案内してくれます。

7時頃にツアーは開始し、先ず向かったのはバーン・パイン離宮。プラサート・トーン王が建てた夏の離宮跡です。



そして遺跡巡りの開始。先ずは、ワット・プラ・マハタート。仏教寺院の廃墟。ここで有名なのはやはり木の根で覆われた仏頭。



次に、ワット・プラ・シーサンペット。アユタヤの王の遺骨を納めた3本の仏塔を含む仏教的施設。


6年前にも一度アユタヤに来ていますが、その時は体験できなかったのは、象のり!かなり揺れてドキドキしました^^;

ベビー象


その後車を走らせること、5分。仏教寺院の廃墟に到着。他の仏教施設もあったが、残るのは下の寝仏のみとのこと。


そして最後に行ったのはワット・ヤイ・チャイ・モンコン 。1357年、アユタヤを建都した初代ウートン王がセイロン(現スリランカ)に留学中の修行僧たちの瞑想のために建てた寺院だそうです。


ワンワン^^


 これだけ多くの遺跡を半日程で見られることがアユタヤの魅力だと思います。バンコクから充分日帰りで行けるので、遺跡好きの方は是非!